お賽銭箱とアーキテクチャー
アーキテクチャーとは人の行動を誘導したり、制約をしたりするものです。
身近な例では、ラーメン屋やカレー屋の丸椅子とかです。
あの椅子では長いをしようとは思えないですよね、回転率をあげたい店の思惑がそこにあります。
そんな感じで神社仏閣にあるお賽銭箱なんですけど、
あれもそうとうすごいなと思うわけです。
普通、支払いのときにお金を投げたらめちゃめちゃ怒られるじゃないですか、
侮辱っていうレベルじゃないですよ。
ましてや神様なんだから袋に入れて、坊さんや神主さんに手渡しするのが礼儀でしょ。
おそらく、それを大量に処理したい、小銭でもいいから欲しいという理由で
あんな形の箱をおいたんですよね。
ちなみに日本最古の賽銭箱は16cの鶴岡八幡宮でそうです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B3%BD%E9%8A%AD