chai02's blog

PR、マーケティング、政治、ロジカルシンキング、海外、雑談等を書いてみようと思います。

ゴート=マトン、流行りの誤表記?

有名ホテルが誤表記で謝罪会見を開いています。

 安達総料理長は「中国料理の世界の慣行として、名前を中国語から日本語に直す時、小ぶりのエビを『芝エビ』と呼ぶなどしていた。実際には異なる種類でも、それぞれの呼び名として定着していた。流通やコストの問題があり、代用品を使っていた。我々の認識が甘かった」と述べた。(yomiuri online)*1

この話を聞いてなんだアホらしいと思っていたら、

似たような例に遭遇したので記載しときます。

それは、マトン(羊肉)です。

ちなみにラムとは生後1年未満の羊肉のことをさします。

 

昨日、ふとマトン料理でも作ってみるかと思い、

インド・パキスタン系の輸入食料品にてマトンを購入しました。

しかしながら、家で袋から商品を取り出すとゴート(山羊肉)と記載されているんですよね。

おいおいインド人、日本でもいい加減な仕事か、

と自宅で切れてみるも、

臭い臭いと言われる山羊料理ってどんなのができるんだ?

と興味がでてきたので

グーグル先生でしらべてみると、

 マトンというと日本では、羊肉ですがインドではヤギ肉もマトンです。

というかむしろマトンと言ったら「ヤギ肉」をさすのが普通です。
レストランでマトンと言えば、羊肉がでますが、家庭料理でマトンと
言ったら「ヤギ肉」のことを指すのが一般的です。(インド人料理人ハリオ厶氏)*2
 Goat meat is commonly called Mutton in India (About .com)*3

だそうです。

「o, oh」

すいません店員さん、あなたの仕事はインドではただしかった。

 その輸入食品店が対象としているのは

カルディみたいな

日頃の生活に海外のテイストを入れてる私って素敵(ハート)

みたいな客層ではなく、

日本食なんて宗教上の理由で食べられないんだよっていう

ハードコアな理由でやってくる南アジア系の人たちなので、

そこにふらっと立ち寄った私の方が悪かったんです。

 

店にクレームの電話を入れる前に気がついてよかった。

なんだかんだうまそうではあるので、山羊肉でビリヤニにでも作ってみよう。