ゴート=マトン、流行りの誤表記?
有名ホテルが誤表記で謝罪会見を開いています。
安達総料理長は「中国料理の世界の慣行として、名前を中国語から日本語に直す時、小ぶりのエビを『芝エビ』と呼ぶなどしていた。実際には異なる種類でも、それぞれの呼び名として定着していた。流通やコストの問題があり、代用品を使っていた。我々の認識が甘かった」と述べた。(yomiuri online)*1
この話を聞いてなんだアホらしいと思っていたら、
似たような例に遭遇したので記載しときます。
それは、マトン(羊肉)です。
ちなみにラムとは生後1年未満の羊肉のことをさします。
昨日、ふとマトン料理でも作ってみるかと思い、
インド・パキスタン系の輸入食料品にてマトンを購入しました。
しかしながら、家で袋から商品を取り出すとゴート(山羊肉)と記載されているんですよね。
おいおいインド人、日本でもいい加減な仕事か、
と自宅で切れてみるも、
臭い臭いと言われる山羊料理ってどんなのができるんだ?
と興味がでてきたので
グーグル先生でしらべてみると、
マトンというと日本では、羊肉ですがインドではヤギ肉もマトンです。
というかむしろマトンと言ったら「ヤギ肉」をさすのが普通です。
レストランでマトンと言えば、羊肉がでますが、家庭料理でマトンと
言ったら「ヤギ肉」のことを指すのが一般的です。(インド人料理人ハリオ厶氏)*2
Goat meat is commonly called Mutton in India (About .com)*3
だそうです。
「o, oh」
すいません店員さん、あなたの仕事はインドではただしかった。
その輸入食品店が対象としているのは
カルディみたいな
日頃の生活に海外のテイストを入れてる私って素敵(ハート)
みたいな客層ではなく、
日本食なんて宗教上の理由で食べられないんだよっていう
ハードコアな理由でやってくる南アジア系の人たちなので、
そこにふらっと立ち寄った私の方が悪かったんです。
店にクレームの電話を入れる前に気がついてよかった。
なんだかんだうまそうではあるので、山羊肉でビリヤニにでも作ってみよう。