Abercrombie&Fitch 残念
「太り過ぎの女性は、うちの店で買い物をしてほしくない」アバクロCEOの発言がまたしても物議に - IRORIO(イロリオ)
最近ではUNIQLOもon-line shopのほうでは4XLを扱うほか、
la farfa(ラ・ファーファ) - 株式会社ぶんか社 という、
ポッチャリ系女子のための雑誌が発刊されるなど、、
日本でもポッチャリマーケットが注目されるようになってきた中
多様性の国アメリカでこの発言、尖りすぎています。
尖りすぎていて刃自分に当たっています。
特定の市場でブランドを守るということは決して非難されることはないのですが、
あえてこのような表現をするあたりグローバルの痛さです。
400万都民が支持した猪瀬氏よりも明確に悪意が漏れ伝わってきます。
ちなみにこの発言はRobin Lewisという人がメディアに伝えたものなので、
真偽はまだわかりませんが、
実際、2006年のインタビューで
'That’s why we hire good-looking people in our stores. Because good-looking people attract other good-looking people, and we want to market to cool, good-looking people. We don’t market to anyone other than that.
だから店にはカッコいい人しか雇わないんだ。カッコいい人はカッコいい人を惹きつけるからね。それに我々はカッコいい人向けにしか販売したいと思っていないんだ。
という発言をするほか、
Abercrombie&Fitch自体も
2004年 マイノリティーを除外して、白人志願者のみにポジションを与えたことで訴えられる。
2009年 先天的に左腕に障害を抱えた女性スタッフに顧客の目に入らないように倉庫で勤務させたことで、労働裁判で12000ドルの賠償金を支払う。
2012年 美しさを維持するために、就業中にスタッフに軍隊式のエクササイズを強要したことが明かになる。
等々、CEOのみならず、企業自体もだいぶアレなようなので
発言の信用性は高そうです。
日本ではビクトリア・ベッカムが着てたブランドとして有名になったので、
さもありなんという感じではありますが、
かつて ”I like girls that wear Abercrombie and Fitch”と
歌われるほど愛されたアバクロが差別的なブランドに成り下がってしまったことは非常に残念です。
しかしながら、5月3日に報道があったものの
市場は別に反応していないようです。米国なのにこれは意外。
むしろ約45ドルから約54ドルと20%ほど上昇しています。
これからなのでしょうか?