ライアンエアーCEO 炎上発言
前回Abercrombie&Fitch 残念 - chai02's blog というものを書いたので、
それに関連して、物議を醸した世界のCEOの発言をいくつか紹介したいと思います。
“I was not calling her stupid, but all those passengers are stupid who think we will change our policies or our fees,”
彼女を馬鹿と言ったわけじゃなくて、我々のポリシーや料金が変更されるだろう思っている全ての乗客のことを馬鹿と言ったんだ。
Ryanair CEO オ-リアリー氏
日本にはまだ乗り入れいませんが、Ryanairは世界的には有名なアイルランドの格安LCCです。残念ながら安かろう悪かろうの典型的な会社のようで、BBCによってこのような告発ドキュメンタリーも作成されています。英語ですがご興味あればご覧になってください。48分と長めです。
Dispatches: Ryanair: Caught Napping - YouTube
経緯
2012年、チケットをプリントアウトし忘れた乗客の4人家族が、空港で発券手数料として380ドルを請求されました。不満に思い、フェイスブックにポストしたところ50万以上のlikeが付きました。それを目にしたオーリアリー氏が
”Mrs. McLeod should pay the 60 Euro fee for being “stupid” in not printing out her boarding passes.”
マクレオドさんはボーディングパスをプリントアウトしないなんていう馬鹿さに対して。60ユーロを支払うべき
と乗客を馬鹿呼ばわりし、
その後、なぜかもっと表現の悪い上記の発言に修正したことから、
見事な炎上となりForbesでも恥を知れなんていう記事を載っけられたわけです。
初めの発言で非難が上がったときに、
「これは私の真意ではないが、誤解を招くような表現で申し訳ない」なんていうチキンなことは
言わずに、敢えて燃え盛る非難の中にガソリンをぶちまけるようなことをした点は非常に筋が
通っていて気持ちがよかったと思います。
ちなみに彼は他にも
”The best thing you can do with environmentalists is shoot them”
環境保護主義者と共ににできる最良のことは、やつらを撃つことだ
のような過激な発言が極めて多く、ここ(Michael O'Leary's most memorable quotes via @Telegraph http://soa.li/CNAZ2VU)から見ることができるので
興味のあるかたはぜひご覧になってください。おもしろいです。
私のお気に入りは
“Do we carry rich people on our flights? Yes, I flew on one this morning and I’m very rich.
(LCCなのに)我々が金持ちを運んでるかって?ああ、今朝私が乗ったよ、私はとても金持ちだ。
です。以上駄文失礼しました。
出典:Ryanair CEO Calls Customers 'Stupid': Shame On You - Forbes http://onforb.es
/OfUYg9
That’s Some Quirky Marketing Strategy: CEO Calls His Customers ‘Idiots’ http://ti.me/QENeov via @TIMEBusiness