「マイクロソフトの新しいCMになぜイラッとさせられるのか」への感想
マイクロソフトの新しいCMになぜイラッとさせられるのか? - Rick08の日記
が面白かったので、わたしなりに同じテーマを考えてみる。
なぜいらっとするのか?
新しくなった Windows: 「研修医」篇 - YouTube
新しくなった Windows:「旅行者」編 - YouTube
新しくなった Windows:「先生」編 - YouTube
新しくなった Windows:「経理担当者」編 - YouTube
これらのCMを見てわたしが感じたのは「そこはかとただよう米国製ドラマ臭」です。
例えるなら、HEORESでのマシオカっぽさといえば伝わりますかね。
輝度高めの映像+米国にいる日本人みたいな。
まあ、それだけなら普通は苛っとしないんですよ。
所詮は外国から見たデフォルメした日本を外国人にたいして提供しているので、
でも、このCMのターゲットは日本に住む日本人なんですよね。
そこでは海外のセンスをローカライゼーションしきらない傲慢さが感じられていらっとするんですよ。
もうちょっと細かく見ていくと
1 不自然なボディランゲージ、目線の動き、
なぜ目をいちいち見開くのだろう、
2 米国にありそうな背景(小学校の天体模型、肥満男性、スタバ片手の研修医、機内)
日本なら機内の代わりに山手線、研修医ならスタバの代わりに缶コーヒーが妥当か
3 ユーモア
アメリカンジョークにありがちなうまいことやった感。
4 ひとり語りへの違和感
フランクな口調でのひとり語りって日本のCMはあまりやらないな。日本語も微妙。
こんなかんじの理由で違和感を感じすぎて
実は英語で撮ったものを日本語に吹き替えしてるんじゃないかとも思いました。
これに対して、海外のセンスをうまくローカライズしたのはちょっと古くなりますけど
MacのCM「Get a mac」日本バージョン-ラーメンズ - YouTube
これは米国でも同じような形のCMを流してたんですけど、
ちなみに米国版
Buy a Mac (15 Ads in 1 Pack) HQ - YouTube
まあ、とりあえずマイクロソフトは先生編のを
ドキドキキャンプの人の女装で取り直したのを放送したら、好感度はあがるんじゃないですかね。